カナレ電気、非開示だった今期経常は44％減益、未定だった配当は27円減配

　カナレ電気 <5819> が7月30日後場(14:00)に決算を発表。20年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比27.6％減の4億2400万円に減った。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比43.7％減の6億7000万円に落ち込む見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比59.2％減の2億4600万円に大きく落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は21円(前期は48円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比61.4％減の9700万円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.8％→3.9％に大幅悪化した。

株探ニュース