ETF売買動向＝15日前引け、純銀信託が新高値

　15日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比39.4％増の1783億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同42.4％増の1597億円だった。

　個別では純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が5.72％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が4.47％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が4.43％高、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> が4.06％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が3.95％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.07％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.25％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が325円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1019億5700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金690億5900万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が300億300万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が73億1400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が52億3400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が41億3500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が36億8300万円の売買代金となった。

株探ニュース