<動意株・13日>(前引け)=メディネット、USENHD、ワイヤレスG

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/07/13 11:38
<動意株・13日>(前引け)=メディネット、USENHD、ワイヤレスG  メディネット<2370.T>=一時ストップ高。この日、新型コロナウイルス迅速抗体検査キットの提供を開始すると発表した。同製品は、19年にγδT細胞培養加工技術を導出する契約を締結した台湾のメディジェン・バイオテクロノジー社(MBC、台北市)の関連企業であるTBGバイオテクノロジー社が製造する検査キット。同社ではMBCと契約を締結し、同製品を日本国内で提供する予定としている。また、前週末10日の取引終了後、豪投資銀行のマッコーリー・バンクが財務省に大量保有報告書を提出し、マッコーリーのメディネット株式の保有割合が11.58%となり、新たに5%を超えたことが判明したことから思惑的も買いが入っているようだ。なお、保有目的は純投資としており、報告義務発生日は7月6日となっている。

 USEN-NEXT HOLDINGS<9418.T>=大幅高で3日続伸。前週末10日の取引終了後、20年8月期の連結業績予想について、営業利益を90億円から104億円(前期比26.2%増)へ、純利益を33億円から40億円(同34.1%減)へ上方修正したことが好感されている。コンテンツ配信事業がユーザー数拡大により伸長する一方、電力消費量の減少などでエネルギー事業が当初予想を下回る見通しで、売上高は1970億円から1920億円(同9.2%増)へ下方修正した。ただ、第1四半期以降の消費税率改定に伴うPOSレジ販売や、決済端末IC化による自動精算機の販売などによる利益寄与や、グループ全社で原価、販管費の圧縮と生産性改善に取り組んだことが寄与した。同時に発表した第3四半期累計(19年9月~20年5月)決算は、売上高1434億2900万円(前年同期比11.7%増)、営業利益84億1800万円(同35.8%増)、純利益31億9000万円(同29.0%増)だった。

 ワイヤレスゲート<9419.T>=4日ぶり反発。ここ機関投資家の実需買いが観測されている。同社は通信会社から回線を借りて公衆無線LANやWiMAXサービスを提供するビジネスを展開するが、企業のテレワーク導入加速などによりネット接続ニーズが急拡大していることが、商機拡大につながっており、ニューノーマル(新常態)の勝ち組企業としての位置づけで人気を集めている。20年12月期業績は訪日客向けSIMが落ち込む一方、テレワーク関連特需が寄与して営業利益は前期比55%増の1億5000万円と急拡大を見込む。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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