決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ローソン、ＳＨＩＦＴ、竹内製作所 (7月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　Ｃ＆Ｒ <4763>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比34.4％増の10.6億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の14億円に対する進捗率は75.9％に達し、5年平均の56.1％も上回った。

★No.2　エスクロＡＪ <6093>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比64.8％増の1.7億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の1.9億円に対する進捗率は92.7％に達し、5年平均の57.0％も上回った。

★No.3　ＳＨＩＦＴ <3697>
　20年8月期第3四半期累計(19年9月-20年5月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の17.5億円に急拡大し、通期計画の24億円に対する進捗率は5年平均の60.7％を上回る73.3％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4763> Ｃ＆Ｒ 　　　　東１ 　 +20.91 　　7/ 9　　　1Q　　　 34.43
<6093> エスクロＡＪ 　東１ 　 +17.65 　　7/ 9　　　1Q　　　 64.81
<3697> ＳＨＩＦＴ 　　東１ 　 +14.72 　　7/ 9　　　3Q　　　109.04
<2303> ドーン 　　　　ＪＱ　　 +8.65 　　7/ 9　本決算　　　 13.27
<9765> オオバ 　　　　東１　　 +8.54 　　7/ 9　本決算　　　　6.29

<6432> 竹内製作所 　　東１　　 +2.05 　　7/ 9　　　1Q　　　-21.96
<2651> ローソン 　　　東１　　 +1.10 　　7/ 9　　　1Q　　　-90.98
<6159> ミクロン 　　　ＪＱ　　 +0.67 　　7/ 9　　　3Q　　　-57.86
<7487> 小津産業 　　　東１　　 +0.35 　　7/ 9　本決算　　　 12.08

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース