外為サマリー:1ドル109円00銭台で推移、一時強含むも上値重い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/06/05 10:36
外為サマリー:1ドル109円00銭台で推移、一時強含むも上値重い  5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円06銭前後と前日の午後5時時点に比べ横ばいとなっている。

 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円15銭前後と前日に比べて20銭強のドル高・円安で取引を終えた。108円62銭まで軟化する場面があったものの、NYダウが切り返したことや米長期金利の上昇を手掛かりにドル買い・円売りが流入。欧州中央銀行(ECB)が追加緩和を決めたことを受けてユーロ高・円安が進んだことがドル円相場に波及した面もあり、一時109円20銭まで値を上げた。

 この流れを引き継いだ東京市場は、午前9時10分過ぎに109円24銭まで上昇。きょうは週末のゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって、国内輸入企業のドル買いが意識されやすいことが相場を押し上げたようだ。ただ、今晩に発表される米5月雇用統計を控えて積極的には動きにくいほか、日経平均株価が反落していることも影響し、買い一巡後は上値が重くなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1332ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0130ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=123円59銭前後と同1円40銭強のユーロ高・円安で推移している。


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