ETF売買動向＝18日前引け、ＷＴ金、Ｏｎｅ金が新高値

　18日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比20.9％減の1370億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同24.9％減の1171億円だった。

　個別ではＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> が新高値。ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　穀物上場投資信託 <1688> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が18.99％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が8.80％高、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> が8.10％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が7.67％高、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> が7.43％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.95％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.35％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は3.96％安、ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> は3.32％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> は3.30％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が140円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金687億800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均842億2200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が282億5200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が55億円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が45億8500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が27億9500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が26億5500万円の売買代金となった。

株探ニュース