エンチョー、前期最終を一転赤字に下方修正

　エンチョー <8208> [ＪＱ] が5月12日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終損益を従来予想の5000万円の黒字→3億9100万円の赤字(前の期は1億1600万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の6500万円の赤字→5億0600万円の赤字(前年同期は5200万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　下半期以降、2020年３月期の売上高につきましては、消費税増税における駆け込み需要の反動減や、暖冬の影響による季節品の販売の伸び悩み等により、前回予想数値を下回り、営業利益及び経常利益についても同理由により前回予想数値を下回ることとなりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、売上高の低下に加えて、特別損失の計上や、繰延税金資産の取崩しによる法人税等調整額の計上を行う見込みとなったため、前回発表予想を下回る見込みとなりました。※上記業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。