エヌビディアが最高値更新 ゲーム部門とデータセンター部門についてもより楽観的=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/05/12 04:00
 きょうの株式市場は感染第2波への警戒感が強まっており、利益確定売りも見られているものの、IT・ハイテク株は堅調な動きを続けている。その中で半導体株も堅調で、エヌビディアは一時324ドルまで上昇し最高値を更新した。

 きょうはアナリストの目標株価引き上げが伝わっていた。従来の270ドルから360ドルに引き上げている。買収したメラノックスが収益に大きく貢献すると指摘。

 また、ゲーム部門とデータセンター部門についてもより楽観的としている。同社のプロセッサーが採用されている任天堂のスイッチが年間2000万台の出荷を達成するなど好調な販売が伝えられるなど、ゲーム部門は在宅経済によって、より需要増が期待されるという。データセンターについても「パブリックとプライベートの両方のクラウドからの需要の増加が、引き続き利益を押し上げるとしている。

(NY時間14:50)
エヌビディア 324.22(+11.72 +3.75%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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