愛知鋼が反発、20年3月期業績は計画上振れで着地と配当の10円増額修正を発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/04/30 14:53
 愛知製鋼<5482.T>は反発。きょうの午後1時20分ごろ、20年3月期の連結決算を発表。営業利益が139億100万円(前の期比25.0%増)、純利益が85億4300万円(同31.4%増)となり、営業利益が従来予想の120億円を上回って着地したことが好感されている。

 主力製品の鋼材・鍛造品の需要が減少したことにより、売上高は2422億6200万円(同5.9%減)だった。利益面では、減価償却費の増加などがあったものの、鉄スクラップ価格の下落や収益改善活動などの施策が奏功したという。同時に、従来60円を予定していた期末配当を10円増の70円とし、通期では130円とした。前の期の実績に対しては10円の増配となる。

 なお、21年3月期の業績見通しについては現時点における新型コロナウイルスの収束時期及び需要の回復時期について予測が困難であることから、未定としている。
出所:MINKABU PRESS
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