新興市場銘柄ダイジェスト:エーアイは大幅に反発、文教堂HDがストップ高

配信元:フィスコ
投稿:2020/04/13 16:19
<9978> 文教堂HD 160 +50
ストップ高。20年8月期第2四半期累計の営業損益を従来予想の0.29億円の赤字から2.17億円の黒字(前年同期実績2.32億円の赤字)に上方修正している。話題作を中心にコミックの売上が好調に推移した。また、不採算店舗の閉店や店舗の効率運営による経費削減のほか、商品評価損を計上していた商品の一部を売却したことも黒字転換に寄与する。通期の営業損益予想は0.93億円の黒字で据え置いた。

<9927> ワットマン 1540 +146
急伸。20年3月期の年間配当を従来予想の30.00円から60.00円(前期実績30.00円)に増額修正。利益構造改革による中長期的な増益基調が見込まれるため。同社は3月16日、同期の営業利益を従来予想の1.58億-2.33億円から3.00億円に上方修正。また、21年3月期の年間配当についても、新型コロナウイルス終息後の期間損益が20年3月期と同水準に回復すれば、配当額を維持する方針としている。

<3189> ANAP 235 -7
大幅3日続落。20年8月期の営業損益を従来予想1.59億円の黒字から3.54億円の赤字(前期実績0.88億円の黒字)に下方修正。自社サイトの流入強化を目的としたプロモーション施策に想定より時間がかかり、同サイトの売上高が減少したほか、新型コロナウイルス感染症の影響で店舗の来店客数が落ち込み、赤字に転落する見通し。同期の年間配当は従来予想6.00円から3.00円(同6.00円)に減額修正した。

<4441> トビラシステムズ 1808 +228
大幅に反発。東証の承認を受け、27日から上場市場が東証第1部に変更になると発表している。1部上場に伴い、トビラシステムズ株は5月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄となるため、パッシブファンドなどの需要が拡大するとの見方から買いが入っているとみられる。また、市場変更の形式要件を充足するため、48万7600株の立会外分売を実施する。分売実施予定期間は20-24日。

<4388> エーアイ 1486 +224
大幅に反発。20年3月期の営業利益を従来予想の2.20億円から2.73億円(前期実績2.11億円)に上方修正している。法人向け製品の売上が4.99億円(計画比110.7%)と伸長した。業務委託や外注を社内体制で賄い、原価が減少したことも増益に寄与する見込み。業績修正などを受け、同期の年間配当を従来予想の6.00円から7.00円(前期実績8.00円)に増額修正した。 <ST>
配信元: フィスコ

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