ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金4230億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比39.6％減の4230億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同42.1％減の3781億円だった。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> 、上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> が新高値。ｉシェアーズ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が17.44％高、ＮＺＡＭ　上場投信　日経２２５ <2525> が7.33％高、上場インデックスファンド豪州リート <1555> が5.36％高、ＵＢＳ　先進国株 <1394> が5.33％高、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> が4.98％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は4.64％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> は4.01％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.87％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が7円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2161億4000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2710億1500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が923億6700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が155億4700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が132億600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が105億200万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が72億8700万円の売買代金となった。

株探ニュース