NY外為:リスクオン再開、米FRBのゼロ金利政策長期化やOPEC大幅減産期待(訂正)

配信元:フィスコ
投稿:2020/04/09 03:51




NY外為市場では原油価格の急伸や連邦準備制度理事会(FRB)が当面ゼロ金利政策を継続するとの見方が広がり、リスク選好の動きが再燃した。ドル・円は108円65銭から108円80銭まで上昇。ユーロ・円は117円94銭の安値から118円24銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0851ドルから1.0871ドルまで上昇。

新型ウイルス対策で、ゼロ金利や無制限国債購入プログラムのバズーカを決定した先月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を米連邦準備制度理事会(FRB)は公表した。その中で、FRBは見通しに異例なほど大きな不透明性があり、「経済が新型ウィルスの影響を克服するまでゼロ金利を維持する」方針を表明。

また、アルジェリアの石油相が9日に予定されている石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国の臨時総会で日量1000万バーレルの減産で合意に達することが可能だと指摘したため、原油価格が急伸した。

ダウ平均株価は700ドル近く上昇。NY原油先物は10%超急伸した。


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配信元: フィスコ