センチュ２１、今期経常を11％下方修正

　センチュリー２１・ジャパン <8898> [ＪＱ] が3月26日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の12.5億円→11.1億円(前期は12.7億円)に10.6％下方修正し、減益率が2.2％減→12.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の6.2億円→4.9億円(前年同期は6.3億円)に21.2％減額し、減益率が2.0％減→22.8％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、保有する投資先の有価証券について、投資時における事業計画と現在の事業進捗を比較し、事業計画に遅れが生じているとの判断に至りました。　その結果、当社が引き受けた投資有価証券の実質価格が著しく低下したため、200百万円の投資有価証券評価損を計上することといたしました。　当事業年度の業績につきましては、上記の特別損失の計上に加え、2019年10月からの消費税増税並びに、第4四半期以降、新型コロナウイルス感染拡大による社会経済の停滞の影響もあり、当社業績への影響も避けられない見込みのため、前回発表した業績予想を下回る見通しとなりました。　以上のことから、当社の通期業績予想を上表の通り修正いたします。　なお、期末配当予想につきましては、今回の業績予想の修正に伴う変更は行わず、前回発表予想（期末：1株当たり25円、年間配当合計：1株当たり50円）から変更はございません。