パイプドHD、前期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ

配信元:株探
投稿:2020/03/17 17:00
 パイプドHD <3919> が3月17日大引け後(17:00)に業績修正を発表。20年2月期の連結経常利益を従来予想の11.9億円→14億円(前の期は3.9億円)に17.6%上方修正し、増益率が3.1倍→3.6倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.3億円→8.4億円(前年同期は2.1億円)に32.9%増額し、増益率が2.9倍→3.9倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.特別損失の計上当社が保有する投資有価証券の回収可能性を検討した結果、取得時における事業計画を大幅に下回り、回収時期が当初の想定よりも遅れる見込となるものについては、保守的に評価し、約190百万円を特別損失として減損処理いたします。2.連結業績予想の修正理由売上高については、セグメント別にみると、広告事業は順調に進捗しました。情報資産プラットフォーム事業及びその他の事業は、採用してきた営業人員の稼働によって増収はしているものの、大きく効果があらわれるには想定よりも時間を要しており、当初の業績予想には届かない見通しとなりました。利益面については、すべてのセグメントにおいて、内部体制の効率化や生産性の向上をはかり、営業利益及び経常利益は業績予想よりも増益となる見通しです。また、上記のとおり特別損失を計上しますが、経常利益が業績予想を上回ったため、親会社株主に帰属する当期純利益は業績予想どおりとなる見通しです。なお、令和2年2月期の期末配当については、当初の計画どおり実施する予定です。
配信元: 株探

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