ロイヤルホ、今期経常を一転赤字に下方修正

　ロイヤルホテル <9713> [東証２] が3月17日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常損益を従来予想の4億円の黒字→5億円の赤字(前期は18.1億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の5.4億円の黒字→3.5億円の赤字(前年同期は14.1億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年3月期の通期連結業績予想におきまして、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などによる客室部門の売上高減少を見込み、2020年2月13日に連結業績予想を修正いたしました。　しかしながら、その後、政府による新型コロナウイルス対策が本格化し、2月26日に政府からイベント自粛要請が出されたことなどを受け、宴会やレストラン利用の自粛など、その影響は日々刻々と広がりを見せ、前回予想の想定を超えて業績が悪化しております。　このような状況を現時点で可能な範囲で織り込んだ結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を下回る見込みでございます。※上記の業績予想については、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。