ETF売買動向＝17日寄り付き、日経Ｄインバの売買代金は448億円と活況

　17日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比0.2％減の1149億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.5％増の1030億円となっている。

　個別ではＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、日経平均ベア上場投信 <1580> など18銘柄が新高値。純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、上場ファンドＪリート <1345> 、ダイワＴＰＸレバレッジ（２倍）指数 <1367> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> 、ｉシェアーズ・コア　日経２２５　ＥＴＦ <1329> など68銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではＵＢＳ　欧州株 <1386> が10.70％高、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> が7.89％高、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が4.48％高、東証ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2555> が4.36％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が3.89％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> は10.01％安、ＳＭＤＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数 <1398> は9.73％安、ＵＢＳ　スイス株 <1391> は9.30％安、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> は8.97％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は7.41％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が411円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が売買代金448億7500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金234億5400万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が377億9400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が58億9000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が49億7600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が21億6100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が20億200万円の売買代金となっている。

株探ニュース