ビットコイン(BTC)は9日に90万円を下回ると下落が加速し、足元では55万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは5,000ドル台で推移している。
一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(3月16日時点)によれば、85万円台と105万円台で買い越し超過が売り越し超過に転換。90万円台、95万円台、100万円台での買い越し超過も大きく縮小した。
一方、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは2月22日から減少傾向にあったショートポジションが3月9日以降急増して、足元では14,000枚台で推移している。ロング・ショート比率は約62%で、昨年以来ロングポジションが圧倒的に多い状況が続いていたが13日以降ショートポジションの比率が急速に上昇している。
昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。足元のショートポジション減少を見る限り、買い戻しが入る気配はないものの、短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。
<SI>
一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(3月16日時点)によれば、85万円台と105万円台で買い越し超過が売り越し超過に転換。90万円台、95万円台、100万円台での買い越し超過も大きく縮小した。
一方、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは2月22日から減少傾向にあったショートポジションが3月9日以降急増して、足元では14,000枚台で推移している。ロング・ショート比率は約62%で、昨年以来ロングポジションが圧倒的に多い状況が続いていたが13日以降ショートポジションの比率が急速に上昇している。
昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。足元のショートポジション減少を見る限り、買い戻しが入る気配はないものの、短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。
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