ＭｒＭａｘ、前期経常を一転22％減益に下方修正、配当も4円減額

　ミスターマックス・ホールディングス <8203> が3月12日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。20年2月期の連結経常利益を従来予想の27.9億円→21億円(前の期は27億円)に24.7％下方修正し、一転して22.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.4億円→8.5億円(前年同期は12.6億円)に44.7％減額し、一転して32.1％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の18円→14円(前の期は19円)に減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2019年10月からの消費税増税に対応した販促セールなどが功奏し、営業収益は計画を上回る見込みとなりました。　利益面では、増税前特需で家電製品や日用消耗品などの利益率の低い商品群の売上構成が増えたことや、7月の長雨や暖冬の影響などで季節商品の売上が振るわなかったことで、荒利益率が低下したことと、キャッシュレス決済比率の上昇や販促費の増加などにより、営業利益は計画を下回る見込みです。　加えて、店舗閉鎖や改装にともなう費用の計上などにより、経常利益・親会社株主に帰属する純利益についても下方修正いたします。

　　当社は、配当の継続を重視しており、会社の経営成績及び財政状態ならびに今後の見通し等を総合的に勘案しながら、配当性向30％を目途に安定的な配当の実施に努めております。　この方針に基づき、通期の業績予想について計画を下回る見込みとなりましたため、1株当たり配当金（期末配当金）を前回予想より4円減配し、14円に修正いたします。(注)本資料における業績予想および配当予想は、本資料発表日時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績および配当は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。