サトウ食品が続伸、第3四半期営業益3割減も通期計画上回る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/03/11 11:11
 サトウ食品工業<2923.T>は続伸。10日の取引終了後、第3四半期累計(19年5月~20年1月)連結業績を発表。営業利益10億8800万円(前年同期比30.6%減)、純利益7億8400万円(同32.4%減)と大幅な減益となったものの、通期計画を上回って着地したことが好感されたようだ。

 テレビCMの継続放映効果や商品のバリエーション強化などの施策により包装餅及び包装米飯製品ともに主力製品を中心に堅調に推移し、売上高は349億8500万円(同3.9%増)と増収を確保した。ただ、聖籠工場(新潟県聖籠町)が新設したことで売上原価が増加したことに加えて、引き続き物流費の上昇や販促費用の増加などが利益を圧迫した。

 なお、20年4月期通期業績予想は、売上高418億円(前期比2.2%増)、営業利益7億円(同40.6%減)、純利益5億3000万円(同40.5%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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