日経平均 新型肺炎を受けてNYダウ先物が下落

著者:山口哲也
投稿:2020/03/09 11:04

日経は売り継続

先週の日経平均は海外市場のボラティリティ拡大で、上下に大きく動く展開となりました。先週末の終値は20,546。
週明けの本日は、原油相場が大きく下げたことに加え、新型肺炎の拡大を受けてNYダウ先物が大きく下落したことから日経225(くりっく株365)は20,000円割れで寄り付き上値の重い展開となっています。
明日にかけては、引き続き新コロナウィルスの影響拡大懸念に注目で、引き続き下値模索となる公算が高いと考えます。
テクニカル的には、2018年末の安値19,000円がサポートとして意識されます。
なお、ストキャスティクスは%D(7.3%)、Slow%D(12.3%)と20%を割り込んでいるため、これらが上昇するタイミングでは、売りはスクウェアにし、再度、戻り売りの模索を考えたいところです。

このコメントは弊社チーフテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
山口哲也
フジトミ証券株式会社 チーフ・テクニカルアナリスト
配信元: 達人の予想