<動意株・5日>(大引け)=タカラバイオ、イー・ギャラ、eBASEなど
タカラバイオ<4974.T>=後場一段高。同社はきょう、大阪大学とアンジェス<4563.T>らのグループが進める新型コロナウイルスに対する予防用DNAワクチンの開発に協力すると発表。これが材料視されているようだ。このワクチン開発は、大阪大学とアンジェスが持つDNAプラスミド製品の開発実績をもとに進められるもので、プラスミドDNAの製造技術・設備を有するタカラバイオがDNAワクチンの構築・製造を担当する計画となっている。
イー・ギャランティ<8771.T>=上げ足加速で4日続伸。同社はきょう、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って資金繰りが苦しくなることが予想される企業に対し、保証した債権を支払い期日が未到来の時点で買い取るサービスを9日から開始すると発表。これが新たな買い手掛かりとなっているようだ。サービス開始は、中国からの物流量の低下やイベントの自粛、飲食・小売店などでの販売の急激な減少を背景に、収入が減少する企業から商品・原材料などの仕入れ元企業に対して支払い延長の依頼が一部で始まっていることを受けたもの。同社は仕入れ代金の支払いが苦しくなってしまう企業のニーズに対応するため、自社が保証した債権を支払い期日未到来の時点で自社の子会社や提携金融機関が買い取ることにより一時的に資金を供給する。
eBASE<3835.T>=大幅高で続伸。同社は商品情報データベースソフトを手掛けており、食品メーカー向けなどを中心に商品情報の管理活用を効率的に行えるシステムで需要を捉えている。人工知能(AI)やIoT時代の到来に合わせ、イノベーションを起こすためにデジタル技術を活用して顧客や社会ニーズに合致したビジネスモデルを構築するデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れに乗る銘柄として注目が集まっている。20年3月期は営業利益段階で前期比6%増の11億6500万円を計画しているが保守的で増額修正含みとみられている。また、3月末の株主を対象に1株を2株にする株式分割を発表しており、その分割権利取りの動きも株高を後押ししている。
ティーライフ<3172.T>=急動意。4日の取引終了後、20年7月期第2四半期累計(19年8月~20年1月)連結業績を発表。売上高50億7900万円(前年同期比12.7%増)、営業利益2億5700万円(同42.2%増)、純利益2億2200万円(同88.8%増)となり、営業利益の通期計画に対する進捗率は69.8%を達成しており、これを好感した買いが流入している。小売事業は、国内における消費税増税や春節以降に新型肺炎が拡大したことの影響があったものの、卸売事業では機能の集約及び効率化に加えて、高麗人参エキスを配合した「J s kami高麗」、鶏トサカを主原料とする「INJUV(インジュブ)」などの美容系サプリメントがテレビショッピングを中心に好調に推移したことが業績を牽引した。また、プロパティ事業では不動産賃貸及び他社物流業務受託の拡大も寄与した。なお、通期業績見通しは、売上高93億7300万円(前期比0.9%増)、営業利益3億6800万円(同8.1%増)、純利益2億6500万円(同9.7%増)の従来予想を据え置いた。
Jストリーム<4308.T>=急反発しストップ高。ストリーミング配信を手掛けており、医薬業界向けライブ配信が好調。M&Aで傘下に収めた医療コンテンツ会社も収益に貢献し20年3月期営業利益は前期比34%増益を予想している。また、来期以降の業績も次世代通信規格「5G」の国内商用化に伴い同社サービスの高付加価値化の余地が広がることで期待が大きい。株式需給面では直近、外資系証券を通じた空売りが目立っていたが、目先その買い戻しによる浮揚力も働きやすい。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
イー・ギャランティ<8771.T>=上げ足加速で4日続伸。同社はきょう、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って資金繰りが苦しくなることが予想される企業に対し、保証した債権を支払い期日が未到来の時点で買い取るサービスを9日から開始すると発表。これが新たな買い手掛かりとなっているようだ。サービス開始は、中国からの物流量の低下やイベントの自粛、飲食・小売店などでの販売の急激な減少を背景に、収入が減少する企業から商品・原材料などの仕入れ元企業に対して支払い延長の依頼が一部で始まっていることを受けたもの。同社は仕入れ代金の支払いが苦しくなってしまう企業のニーズに対応するため、自社が保証した債権を支払い期日未到来の時点で自社の子会社や提携金融機関が買い取ることにより一時的に資金を供給する。
eBASE<3835.T>=大幅高で続伸。同社は商品情報データベースソフトを手掛けており、食品メーカー向けなどを中心に商品情報の管理活用を効率的に行えるシステムで需要を捉えている。人工知能(AI)やIoT時代の到来に合わせ、イノベーションを起こすためにデジタル技術を活用して顧客や社会ニーズに合致したビジネスモデルを構築するデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れに乗る銘柄として注目が集まっている。20年3月期は営業利益段階で前期比6%増の11億6500万円を計画しているが保守的で増額修正含みとみられている。また、3月末の株主を対象に1株を2株にする株式分割を発表しており、その分割権利取りの動きも株高を後押ししている。
ティーライフ<3172.T>=急動意。4日の取引終了後、20年7月期第2四半期累計(19年8月~20年1月)連結業績を発表。売上高50億7900万円(前年同期比12.7%増)、営業利益2億5700万円(同42.2%増)、純利益2億2200万円(同88.8%増)となり、営業利益の通期計画に対する進捗率は69.8%を達成しており、これを好感した買いが流入している。小売事業は、国内における消費税増税や春節以降に新型肺炎が拡大したことの影響があったものの、卸売事業では機能の集約及び効率化に加えて、高麗人参エキスを配合した「J s kami高麗」、鶏トサカを主原料とする「INJUV(インジュブ)」などの美容系サプリメントがテレビショッピングを中心に好調に推移したことが業績を牽引した。また、プロパティ事業では不動産賃貸及び他社物流業務受託の拡大も寄与した。なお、通期業績見通しは、売上高93億7300万円(前期比0.9%増)、営業利益3億6800万円(同8.1%増)、純利益2億6500万円(同9.7%増)の従来予想を据え置いた。
Jストリーム<4308.T>=急反発しストップ高。ストリーミング配信を手掛けており、医薬業界向けライブ配信が好調。M&Aで傘下に収めた医療コンテンツ会社も収益に貢献し20年3月期営業利益は前期比34%増益を予想している。また、来期以降の業績も次世代通信規格「5G」の国内商用化に伴い同社サービスの高付加価値化の余地が広がることで期待が大きい。株式需給面では直近、外資系証券を通じた空売りが目立っていたが、目先その買い戻しによる浮揚力も働きやすい。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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