ウチダエスコ、今期経常を57%上方修正・6期ぶり最高益更新へ

配信元:株探
投稿:2020/03/04 15:00
 ウチダエスコ <4699> [JQ] が3月4日大引け後(15:00)に決算を発表。20年7月期第2四半期累計(19年8月-20年1月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の10.1億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の8.3億円→13億円(前期は8.2億円)に56.6%上方修正し、増益率が0.1%増→56.8%増に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益は前年同期比41.4%減の2.8億円に落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である11-1月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比30.8%減の1億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.3%→3.0%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  主としてICTサービス事業において、大型案件を含む学校市場向けタブレット型端末等の販売が第1四半期連結累計期間にあったことに加え、学校市場向けIT機器の導入サポート並びに2020年1月にサポート終了を迎えたWindows7パソコンのリプレース需要に伴うキッティングサービス等が、当第2四半期連結累計期間に渡り好調に推移したこと等により、当第2四半期連結累計期間の業績は、前年同四半期比で売上高、利益面とも大きく上まわりました。 その結果、2020年7月期の売上高は前回予想比16億円(11.2%)増の159億円(前期実績比16.1%増)、営業利益は前回予想比4億70百万円(56.6%)増の13億円(前期実績比58.6%増)、経常利益は前回予想比4億70百万円(56.6%)増の13億円(前期実績比56.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、当第2四半期連結累計期間に減損損失を計上した影響等により、前回予想比2億80百万円(49.1%)増の8億50百万円(前期実績比49.9%増)となる見込みです。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
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