業績下方修正も会社計画は保守的、3Q進捗率は90.3%に達している
業種:その他製品
時価総額:1769億円
PER:18.53倍
PBR: 0.88倍
粘接着素材のリーディングカンパニーで、シールやラベル用の粘着だけでなく、自動車関連、半導体関連テープ、液晶関連フィルムなど各産業における機能性フィルムなども手がける。また、カーボンナノチューブの新素材にも積極的に取り組み、将来的に多用が見込まれるナノファイバーシートのディスペンサー開発なども行っている。
業績面においては中間期で業績予想を大幅に下方修正したが、注力中の電子・光学関連メーカーの設備投資抑制の動きを反映したもので、米中貿易摩擦の影響が大きい。その一方で、2/10に発表した第3Q決算では累計実績で減収減益ながらも四半期ベースでは改善傾向が強まっていることに変わりなく、会社計画は保守的なものと言えるだろう。3Qにおける経常利益進捗率は9割に達している。
株価は上記決算発表をうけて高値更新する場面がみられたが、地合い悪化に伴い200日移動平均線近くまで押し戻されている。需給面の悪化が株価の上値を抑えやすくなる一方、信用倍率は売り長で売り方の買い戻しから比較的底堅さを発揮するものと思われる。
(2/28現在)
時価総額:1769億円
PER:18.53倍
PBR: 0.88倍
粘接着素材のリーディングカンパニーで、シールやラベル用の粘着だけでなく、自動車関連、半導体関連テープ、液晶関連フィルムなど各産業における機能性フィルムなども手がける。また、カーボンナノチューブの新素材にも積極的に取り組み、将来的に多用が見込まれるナノファイバーシートのディスペンサー開発なども行っている。
業績面においては中間期で業績予想を大幅に下方修正したが、注力中の電子・光学関連メーカーの設備投資抑制の動きを反映したもので、米中貿易摩擦の影響が大きい。その一方で、2/10に発表した第3Q決算では累計実績で減収減益ながらも四半期ベースでは改善傾向が強まっていることに変わりなく、会社計画は保守的なものと言えるだろう。3Qにおける経常利益進捗率は9割に達している。
株価は上記決算発表をうけて高値更新する場面がみられたが、地合い悪化に伴い200日移動平均線近くまで押し戻されている。需給面の悪化が株価の上値を抑えやすくなる一方、信用倍率は売り長で売り方の買い戻しから比較的底堅さを発揮するものと思われる。
(2/28現在)