Career、上期経常を一転赤字に下方修正、通期も減額

配信元:株探
投稿:2020/02/21 17:00
 キャリア <6198> [東証M] が2月21日大引け後(17:00)に業績修正を発表。20年9月期第2四半期累計(19年10月-20年3月)の連結経常損益を従来予想の4800万円の黒字→6000万円の赤字(前年同期は1億4900万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常損益も従来予想の1億4600万円の黒字→トントン(前期は2億8100万円の黒字)に下方修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 第2四半期連結累計期間における売上高については、期初に実施した業務基幹システムのリプレイスにおいて、想定外のオペレーションエラーが発生したことにより、営業活動に支障をきたしたことで売上高の上積みが想定を下回り、当初予想と比較してシニアワーク事業において100,000千円、シニアケア事業で200,000千円ほど下回る見込みであります。利益面については、売上高の上積みが想定を下回ったこと、また、派遣スタッフに係る有給休暇の取得率及び社会保険の加入率が想定を上回ったことなどにより、シニアワーク事業において1.3%、シニアケア事業において1.2%ほど売上総利益率が低下し、売上総利益額としてそれぞれ50,000千円、100,000千円ほど当初予想値を下回る見込みであります。また、当社が優先事項として推進している中長期での成長力強化を実現するための販売費及び一般管理費については概ね計画通りに使用する予定であることから営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益も予想を下回る見込みであります。通期における売上高については、当社ビジネスは積み上げ型であり、第2四半期連結累計期間における売上高の上積みの遅れを引きずることから、当初予想と比較してシニアワーク事業において300,000千円、シニアケア事業において400,000千円ほど下回る見込みであります。利益面については、売上高が想定を下回ること、第2四半期連結累計期間と同様の売上総利益率が同水準で推移するものと見込んでいることから、売上総利益額としてシニアワーク事業において100,000千円、シニアケア事業において200,000千円ほど下回る見込みであります。また、成長力強化のための販売費及び一般管理費については概ね計画通りに使用する予定であることから営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益において予想を下回る見込みであります。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績等は様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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