注目2銘柄(2020.02.14)

著者:藤根 靖晃
投稿:2020/02/14 19:06

チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
 

田中建設工業 <1450> 【 新規→1】

「新規カバレッジ: 解体業最大手。施工管理に特化、需要は増勢が続く」

 建築構造物の解体工事専業で同事業分野では売上首位。解体に付帯する土木・アスベスト除去・土壌地下浄化等をワンストップで受注・施工する体制を構築している。同社は、施工監理に特化し、実際の工事は協力会社が行っていることから、施工能力(供給)に対する限界が小さい。また、比較的身軽な体制であることもあり、予想ROE14.7%と効率的で、損益分岐点比率は20%台と経営の安定性が高い。投資評価「1」(Buy)で新規カバーを開始する。ターゲットプライスの4,500円は「Fモデル」ならびに「DCF法」から算出。短期的な業績予想が困難なことから過小評価されていると考える。配当利回り2.71%と高く、今後も増配が期待できる。

予想ROE:14.7% PBR:1.8倍、来期予想PER:10.3倍、来期予想EPS成長率:12%株価(2/14終値):3,080円 
Fモデルによる理論株価:4,563円(2月10日by藤根靖昊)
 

スズキ <7269> 【 2→2+】

「国内生産及びインド販売回復に目処をつける、21/3期は増益に転じるとみる」

 7日、同社は20/3期3Q累計(4-12月)決算を発表。 3Q累計決算は大幅営業減益となったが、3Q(10-12月)のみでは国内生産が上向きやインド販売の底打ち回復が確認でき、減益幅が縮小したことがポジティブ。順調な計画遂行から20/3期は据え置かれた計画を上回る公算が大きいこと、完成検査問題に伴う国内生産、販売の減少、インド販売の悪化などから19/3期2Q以降、業績悪化が続いたが、21/3期は増益に転じるとみることなどから、投資評価は今般「2+」へ引き上げる。

予想ROE:8.1% PBR:1.6倍、来期予想PER:14.5倍、来期予想EPS成長率:21%株価(2/14終値):5,037 円 
Fモデルによる理論株価:5,062円(2月10日by高田悟)
 
 
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。
 

このページのコンテンツは、TIWの協力により、転載いたしております。
配信元: みんかぶマガジン

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