午後:債券サマリー 先物は3日続落、長期金利マイナス0.030%に上昇
14日の債券市場で、先物中心限月3月限は3日続落。米金利低下は追い風とはならず、東京市場は需給の緩みが意識されているといった様子だった。
前日に行われた日銀の国債買いオペが弱めの結果となったことが尾を引き、債券先物は売り先行でスタート。前日の米市場は新型肺炎の拡大懸念が再燃するかたちでリスクオフ地合いとなったが、これを手掛かりとした買いは目立たなかった。午後に入ると、この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)の応札倍率が2.66倍(前回は2.97倍)に低下したことを嫌気した売りが流入。その後は下げ渋ったものの、来週は18日に5年債入札、20日に20年債入札があるほか、日銀の国債買いオペが21日まで予定されておらず、需給不安がくすぶるなか戻りは鈍かった。
この日の先物3月限は152円52銭で始まり、高値は152円54銭、安値は152円43銭、終値は前日比8銭安の152円49銭。出来高は2兆745億円となった。
現物債の利回りは午後3時過ぎ時点で、10年債が前日比0.005%上昇のマイナス0.030%、20年債が同横ばいの0.255%、30年債が同横ばいの0.385%だった。
出所:MINKABU PRESS
前日に行われた日銀の国債買いオペが弱めの結果となったことが尾を引き、債券先物は売り先行でスタート。前日の米市場は新型肺炎の拡大懸念が再燃するかたちでリスクオフ地合いとなったが、これを手掛かりとした買いは目立たなかった。午後に入ると、この日に実施された流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)の応札倍率が2.66倍(前回は2.97倍)に低下したことを嫌気した売りが流入。その後は下げ渋ったものの、来週は18日に5年債入札、20日に20年債入札があるほか、日銀の国債買いオペが21日まで予定されておらず、需給不安がくすぶるなか戻りは鈍かった。
この日の先物3月限は152円52銭で始まり、高値は152円54銭、安値は152円43銭、終値は前日比8銭安の152円49銭。出来高は2兆745億円となった。
現物債の利回りは午後3時過ぎ時点で、10年債が前日比0.005%上昇のマイナス0.030%、20年債が同横ばいの0.255%、30年債が同横ばいの0.385%だった。
出所:MINKABU PRESS
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