パーカライ、今期経常を一転11%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/02/07 16:00
 日本パーカライジング <4095> が2月7日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比16.3%減の131億円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の206億円→180億円(前期は201億円)に12.6%下方修正し、一転して10.6%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の113億円→87.3億円(前年同期は100億円)に22.9%減額し、一転して13.4%減益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比31.4%減の39億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の15.5%→11.1%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  米中の通商問題の長期化や中国をはじめとするアジア経済の低迷を背景に、自動車業界および鉄鋼業界を主要顧客とする市場環境は厳しさが増しております。このような厳しい事業環境のもと、当初予想を下回って推移することが見込まれるため、上記のとおり通期の連結業績予想を修正いたします。なお、直近の新型コロナウイルスの発生による中国関連ビジネスへの影響も懸念されております。※ 上記の予想は現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる可能性があります。
配信元: 株探

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