ノムラシス、前期経常を10％下方修正

　ノムラシステムコーポレーション <3940> が2月4日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の3.9億円→3.5億円(前の期は4億円)に9.9％下方修正し、減益率が3.2％減→12.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の2.1億円→1.7億円(前年同期は2.1億円)に18.5％減額し、減益率が横ばい→18.5％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年12月期の個別業績につきましては、売上高が、FIS（一次請け）において、案件は堅調に推移しているものの計画に対しては下回る結果となり、また、プライム（元請け案件）において、新規と追加開発案件の納品が総じて後ろ倒しになり、来期の計上となったことから、計画より下回る見込みであります。以上の結果、売上高全体としては計画より下回る見込みであります。売上高の減少に伴い、営業利益、経常利益、当期純利益ともに当初業績予想を下回る見込みとなりました。　（注）業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は、今後様々な要因によって上記数値と異なる可能性があります。