タキロンＣＩ、今期経常を一転20％減益に下方修正

　タキロンシーアイ <4215> が2月4日後場(14:20)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.8％減の54.7億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の94億円→74億円(前期は92億円)に21.3％下方修正し、一転して19.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の56.8億円→36.8億円(前年同期は46.2億円)に35.2％減額し、一転して20.4％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比41.5％減の17.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.5％→5.0％に悪化した。

株探ニュース