大豊工業、今期経常を28％下方修正、未定だった配当は8円減配

　大豊工業 <6470> が1月30日後場(14:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比44.2％減の21.3億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の32億円→23億円(前期は47.2億円)に28.1％下方修正し、減益率が32.3％減→51.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.6億円→8.6億円(前年同期は25.4億円)に50.9％減額し、減益率が30.5％減→65.9％減に拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の年間配当は24円(前期は32円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比57.2％減の7億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.8％→2.5％に大幅悪化した。

株探ニュース