三井不、東建物など不動産株に物色人気の兆し、超低金利環境で投資ファンドの資金投下も◇
三井不動産<8801.T>、住友不動産<8830.T>が高いほか、東京建物<8804.T>は連日で昨年来高値を更新と不動産株に買いが流入している。中国で発生した新型肺炎の拡大が世界経済に与える影響などが取り沙汰されるなか、FRBをはじめとする各国中央銀行はハト派寄りの金融政策スタンスを維持することが予想され、株式市場にとっては流動性が担保されることでポジティブに作用する可能性がある。きょう結果が発表されるFOMCを前に流動性相場への期待感が高まった。また、米投資ファンドのブラックストーンが日本の賃貸マンション群など不動産投資に積極参入する姿勢にあることが伝わっており、不動産セクターへの見直し買いを誘発しやすい環境にある。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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