両毛システム、今期経常を50%上方修正・18期ぶり最高益更新へ

配信元:株探
投稿:2020/01/28 12:00
 両毛システムズ <9691> [JQ] が1月28日昼(12:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は9.5億円の黒字(前年同期は0.2億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の7.4億円→11.1億円(前期は7.2億円)に50.0%上方修正し、増益率が1.6%増→52.5%増に拡大し、18期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の0.6億円→4.3億円(前年同期は6.1億円)に6.4倍増額し、減益率が88.9%減→28.2%減に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2.8億円の黒字(前年同期は1.4億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.7%→7.5%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 国内の景気は、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかな回復基調で推移いたしました。このような状況のなか、当社の商談は消費税増税前駆け込み需要に伴う反動減の影響が軽微で、堅調に推移する見込みであります。また、不採算案件が第2四半期で収束したことにより、利益構造が大幅に改善いたしました。この結果、営業利益は1,100百万円(当初予想比46.7%増)、経常利益は1,110百万円(当初予想比50.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は726百万円(当初予想比52.5%増)と、それぞれで当初予想を上回る見込みであります。なお、2020年1月21日に公表した「非連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)及び債権放棄に伴う特別損失計上に関するお知らせ」のとおり、特別損失35百万円を計上する予定でありますが、連結業績に与える影響は軽微であります。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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