２１日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は１５２ドル安と６日ぶり反落

　２１日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比１５２．０６ドル安の２万９１９６．０４ドルと６日ぶりに反落した。

　中国で発生したコロナウイルスによる新型肺炎の患者が米国内で初めて確認されたことなどが警戒され、株式市場は軟調に推移した。新型肺炎への懸念から航空機株やレジャー関連株が軟調。デルタ航空やカジノ運営のラスベガス・サンズなどが下落した。中国比率が高いキャタピラーも軟調。ボーイングやアップル、フェイスブックなどが値を下げた。半面、インテルやビザ、ＩＢＭが高く、テスラが値を上げた。

　ナスダック総合株価指数は、同１８．１３７ポイント安の９３７０．８０７と４日ぶり反落。出来高概算は、ニューヨーク市場が１０億４５９７万株、ナスダック市場は２６億７９１３万株となった。

出所：MINKABU PRESS