「サイバーセキュリティ」が8位、東京五輪を前に官民挙げて対策推進へ<注目テーマ>

1 5G
2 マスク
3 コロナウイルス
4 人工知能
5 ドローン
6 半導体
7 量子コンピューター
8 サイバーセキュリティ
9 全固体電池
10 ソーシャルゲーム
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が8位に入っている。
あらゆるものがオンライン化されるIoT時代の到来が本格化しつつある。今年以降、次世代通信規格の5Gが世界で本格的に商用化される見通しにあるが、そうしたなかネット空間とつながるIoT機器も今後爆発的に増加していくことが予想される。その際に、避けては通れないのが、外部からのサイバー攻撃にどう対応するかということだ。昨今は量子コンピューター分野の研究開発が進んでおり、産業の発展に大きく貢献することが期待される一方、その負の部分である量子コンピューターによる暗号解読リスクなどもセキュリティー分野において脅威となっている。
コネクテッドカーや自動運転などCASEの進展でエレクトロニクス武装が進む自動車なども5G環境下でIoT社会の一端末と化していく。いうまでもなく、自動車の安全を確保するうえで、ウイルス感染やサイバー攻撃のリスクに対し全力で取り組むことは必須課題となっている。
直近では、三菱電機<6503.T>が大規模なサイバー攻撃を受け、約8000件の個人情報などが外部流出した可能性があると発表し、マーケットでも注目された。国家レベルで考えても情報の漏洩は治安や安全保障といった重大な領域に関わってくるだけに、看過できない。
中国系ハッカー集団が暗躍しているとの観測があるなか、サイバー防衛の技術やノウハウで後れをとる日本は格好のターゲットとなりやすい。今年は東京五輪・パラリンピックを控えており、官民を挙げて対応を急ぐ必要に迫られていることは間違いない。
関連銘柄としては、ラック<3857.T>、セキュアヴェイル<3042.T>、FFRI<3692.T>、エルテス<3967.T>、テリロジー<3356.T>、トレンドマイクロ<4704.T>、デジタルアーツ<2326.T>、ハイパー<3054.T>、ソリトンシステムズ<3040.T>、アドソル日進<3837.T>などが注目される。
出所:MINKABU PRESS
関連銘柄
銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
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2326
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10,370.0
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(-2.99%)
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3042
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3054
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534.0
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2,366.0
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(+1.02%)
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3837
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3,345.0
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+150.0
(+4.69%)
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3857
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1,073.0
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(+0.56%)
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(-1.29%)
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4704
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5,660.0
(01/25)
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-70.0
(-1.22%)
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6503
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1,670.0
(01/25)
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+36.5
(+2.23%)
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