アサヒ陶が急反落、19年11月期決算が計画下振れ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/01/21 10:46
 アサヒ衛陶<5341.T>が急反落している。20日の取引終了後に発表した19年11月期連結決算が、売上高24億2600万円(前の期比15.6%減)、営業損益2億8100万円の赤字(前の期1億6500万円の赤字)、最終損益3億7100万円の赤字(同3億7500万円の赤字)となり、従来予想の営業損益2億2000万円の赤字を下回って着地したことが嫌気されている。

 ベトナム子会社が下期に計画をしていた物件販売の一部に建設工事の遅れが生じ、販売時期が20年11月期へずれ込んだことに加えて、不採算の受注案件からの撤退に伴う残部品の在庫、長期滞留により劣化・陳腐化した部品在庫、及び在庫回転基準に抵触した在庫部品などの在庫評価見直しに伴う売上原価の増加が響いたという。

 なお、20年11月期業績予想は、売上高24億円(前期比1.1%減)、営業利益7000万円、最終利益4500万円と黒字転換を見込むが、これに対する反応は限定的のようだ。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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