▶NY株式市場(14日)米中貿易協議の署名式を15日に控え上昇一服ムードか
米中貿易協議に関する第1段階の署名式が、15日に迫った。13日には、中国・劉副首相ら政府の代表団が、ワシントン入したほか、アメリカ政府は、中国を「為替操作国」リストから除外したという。署名式当日を前にトランプ政権による環境整備が整った状況といえそうだ。最終的な第1段階の合意内容も、ほぼ絞られてきている状況で、サプライズ感を期待しにくくなってきているため、14日のアメリカ株式市場は、買い手控えムードが高まりやすい。ダウ平均は、2万9000ドルにワンタッチした10日の日中値幅(2万8789ドル-2万9009ドル)に収まるかたちで、連日でレンジ・ブレイクしにくい相場環境となりそうだ。