マザーズ先物見通し:外部環境の好転を背景に買い戻しの動きが先行か

配信元:フィスコ
投稿:2020/01/14 08:16
本日のマザーズ先物は、米国株高や円安など外部環境の好転を受けて、買い戻しの動きが強まりそうだ。先週末の米国市場は、米中通商協議の進展期待を受けて、買いが先行。NYダウなど主要株価指数は上伸した。ハイテク株が集まるナスダックが過去最
高値を更新したことも個人投資家心理に寄与しよう。シカゴの日経225先物も値を上げ、円相場が1ドル=110円台を窺う水準まで円安が進んでいることも個人投資家センチメントを改善しそうだ。このため、日経平均株価をはじめ本日の東京市場では全面高商状が見込まれ、マザーズ先物にも買いが波及しそうだ。本日は、Sansan<4443>やTKP<3479>、UUUM<3990>などマザーズ市場で時価総額上位企業の決算発表が予定されている。好業績に対する期待感からこれら指数インパクトの大きい銘柄の株価が堅調地合いとなれば、マザーズ先物にも好影響を与えそうだ。また、今月下旬からは2019年10-12月期の決算発表が本格化し、日経平均は高値圏でのもみ合い展開が想定されるだけに、市場では「決算期待などから、短期の値幅取りを狙った物色は中小型の成長期待株やテーマ株に向かいやすくなる」との声も聞かれ、これもマザーズ先物高をサポートする要因になりそうだ。上値のメドは885.0pt、下値のメドは870.0ptとする。
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配信元: フィスコ

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