【買い】郵政(6178)今後の値動きは?= ライジングブル藤村

著者:藤村哲也
投稿:2020/01/13 17:29

ディーリング銘柄として注目

「トピックス」

1月10日(金)の株価は1021円。

かんぽ問題などで大きく売られた後のリバウンド途上。

「指標」

表面上はPER9倍、配当利回り5%越えですが、かんぽ問題が今後どのような影響を及ぼしていくか不透明なために、この数字を鵜呑みには出来ないのが実情。

「ディーリング判断」

悪材料が多くありますが、短期的には売られすぎで1月14日はリバウンドを狙いたい。

1月14日の予想株価レンジは1000円から1050円程度を想定したい。1000円前後の突っ込んだところを狙いたい。

勿論、長く持ち続けることは前提としておらず、早期に決済することを前提としたディーリング銘柄として注目。

上値は当面限られましょう。信用の買い残も500万株を超えています。

上に来たら、売り物が大量に待ち構えているために、需給は引き続き悪く、保有を長引かせると他のビッグチャンスを逸してしまう可能性は大きい。

いずれにしても株価が勢いよく上がっていく材料には乏しい反面、下値は表面上の指標で支えられている構図。

「注意事項」

ただ年率5%といえば、他の金融商品にはない魅力となりましょうが、20%30%も望めるのが株の魅力でもあります。勿論、年率5%といっても、株価が下落したり減配したら元も子もありません。

限られた資金をどの銘柄を保有していくのかの選択によってパフォーマンスが大きく違ってくる可能性が高い。

そのため下値を拾い、上に来たら外していく短期鞘取り銘柄としての注目にとどめたい。

「投資方針」

今のうちに保有銘柄の見直しをしておかれることがお薦め

株で資産を形成していくのに、大切な一つ。

含み損益と売買損益両方を意識することが大切です。

含み損益とはまだ売らないで保有中の銘柄の損益で、マイナスの場合は含み損、プラスの場合は含み益。まだ売却していないため、確定されていない未確定の損益です。

売買損益とは既に売却した銘柄で売買済みでマイナスの場合は売買損失、プラスの場合は売買利益。既に確定された損益です。

両方とも大切です。

売買利益は少し出ているが、含み損を多く抱えている場合は、気持ちも晴れません。

逆に含み益を多く抱えていくと、気持ちは楽になり、いつでも利益を確定できるという余裕が生まれ、出来ることも増えていきます。

売買利益だけを狙っていくと、常に忙しくなりますし、含み益だけを狙うと動きが非常に鈍くなります。

2つの損益は、資産形成の両輪で、理想は売買利益を確定しながら、その確定した資金で更に含み益を作っていくことです。

これが出来ていくと、複利効果が働き、利益が利益を呼び、資産が飛躍的に形成されていくのです。

資産を形成していくのに最も重要な視点です。

この両輪を動かしながら資産形成をしていくことです。

そうすると複利効果が働き、年月が経つほどに資産が形成されていくような状態になっていくのです。

例えば、50万円コースは、含み益は670万円、売買利益は1632万円。元手が50万円でもそのような利益が生まれていきます。

いつでも含み益を確定でき、次の展開も優位に進めていけるのです。

逆に含み損を抱えてしまうと、資金は滞り、動かす気持ちがなくなり、色んなチャンスを見逃していくリズムに入ってしまいます。

まだ実現していない損だから、と思うようにしても、実際に資産は減っているのです。

そうゆう方は、先ずは、含み益を作っていくことがスタートです。含み益が先ずは形成されていきます。

段々とリズムが変わっていきましょう。

この日本郵政は売買損益の中でも1月14日中に数%の小幅な鞘取りを狙う売買と言えましょう。
藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想

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