出遅れ半導体株が上値抵抗を突破、水準訂正に大きな期待感
業種:電気機器
時価総額:407億円
PER:29.02倍
PBR: 0.69倍
車載・産業用のパワー半導体、通信用電源、パワコン、2輪車用電装品を展開しており、産業ロボット向けのインバータやEV用の制御ユニットなどを手掛けている。エネルギー分野における太陽光発電用のパワーコンディショナやリチウムイオン蓄電池、発電機などの製品ラインナップも。
業績面においては主力の電装事業で辛うじて増収確保も、利益面は全セグメントで前期比大幅減となり厳しい上期実績となった。自動車および産機市場の市況影響を受けやすく、10-12月期においても減益は避けられないとみるが、今回通期予想を55%経常減益として想定為替レートもドル円で110円→107円に変更した。
株価は11/5の中間決算発表後は緩やかながらも業績は減益幅が縮小して回復に向かうとの期待から徐々に水準を切り上げてきており、足元では200日移動平均線を明確に上抜けてきたとみられる。パワー半導体は同じデバイスでも市況の回復がやや遅れている分、水準訂正の余地を残しており、出遅れ修正の期待感から戻りを試す展開が見込まれる。
時価総額:407億円
PER:29.02倍
PBR: 0.69倍
車載・産業用のパワー半導体、通信用電源、パワコン、2輪車用電装品を展開しており、産業ロボット向けのインバータやEV用の制御ユニットなどを手掛けている。エネルギー分野における太陽光発電用のパワーコンディショナやリチウムイオン蓄電池、発電機などの製品ラインナップも。
業績面においては主力の電装事業で辛うじて増収確保も、利益面は全セグメントで前期比大幅減となり厳しい上期実績となった。自動車および産機市場の市況影響を受けやすく、10-12月期においても減益は避けられないとみるが、今回通期予想を55%経常減益として想定為替レートもドル円で110円→107円に変更した。
株価は11/5の中間決算発表後は緩やかながらも業績は減益幅が縮小して回復に向かうとの期待から徐々に水準を切り上げてきており、足元では200日移動平均線を明確に上抜けてきたとみられる。パワー半導体は同じデバイスでも市況の回復がやや遅れている分、水準訂正の余地を残しており、出遅れ修正の期待感から戻りを試す展開が見込まれる。