シリコンスタ、前期経常を48%下方修正

配信元:株探
投稿:2019/12/20 17:00
 シリコンスタジオ <3907> [東証M] が12月20日大引け後(17:00)に業績修正を発表。19年11月期の連結経常損益を従来予想の1億1500万円の黒字→6000万円の黒字(前の期は8億0400万円の赤字)に47.8%下方修正した。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常損益も従来予想の7500万円の黒字→2000万円の黒字(前年同期は8300万円の赤字)に73.3%減額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)売上高の修正について・開発推進・支援事業受託開発においては、注力分野である自動車業界向けの売上は、前年度対比では増加する見通しですが、受注が後ろ倒しになった影響等により期初計画には届きませんでした。ミドルウェアライセンス販売においては、第4四半期中に契約締結を見込んでいた海外ゲームデベロッパー向け案件にて先方のプロジェクト中止が急遽決定したことにより契約が取り止めとなってしまったこと、および別の案件にて契約締結までに時間を要し、期ズレが発生してしまったこと等が影響し期初計画には届きませんでした。なお、前述の期ズレ案件につきましては、現在は契約締結が完了し2020年11月期第1四半期に売上計上を予定しております。以上の結果、開発推進・支援事業の売上高は期初計画より244百万円減少し2,643百万円と予想しております。・人材事業人材派遣、職業紹介共に、平均単価は期初計画を上回りましたが、人数ベースでは期初計画に届かなかったことが影響し、人材事業の売上高は期初計画より195百万円減少し1,842百万円と予想しております。・その他期初計画には見込んでおりませんでしたが、前年度より継続している他社との協業コンテンツタイトルの売上高として122百万円と予想しております。以上の結果、連結売上高は期初計画より316百万円減少し4,608百万円と予想しております。(2)営業利益の修正について売上高の修正、およびプロジェクト損失の計上に伴い、開発推進・支援事業のセグメント利益は期初計画より120百万円減少し133百万円、人材事業のセグメント利益は期初計画より11百万円減少し376百万円、その他の利益は9百万円と予想しております。全社費用につきましては、経費節減に努めた結果、期初計画より48百万円減少し471百万円と予想しております。以上の結果、連結営業利益は期初計画より76百万円減少し、45百万円と予想しております。(3)経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の修正について営業利益の修正、および持分法投資利益として20百万円を計上等に伴い、連結経常利益は60百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は68百万円と予想しております。※上記の予想は、現時点で入手された情報に基づき判断した予想であります。従いまして、実際の業績は様々な要因により、異なることがありますことをご承知おきください。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
825.0
(15:00)
-1.0
(-0.12%)