ハウスコム Research Memo(8):安定した増配実績。配当性向30%維持方針。連続増配を予想(7期連続)

配信元:フィスコ
投稿:2019/12/12 15:28
■株主還元策

ハウスコム<3275>は株主還元策として配当を実施している。企業価値を継続的に拡大し株主への利益還元を行うことを重要な経営課題と位置付けており、配当性向「30%」の継続を基本方針とする。2019年3月期の1株当たり配当金は年間35.0円(中間17.0円、期末18.0円)、配当性向30.3%と6年連続増配を達成した。2020年3月期は、実質増益の予想を背景に、年間36.0円(中間実績18.0円、期末予想18.0円)、配当性向30.0%と7年連続の増配を予想する。

同社は、株式の流動性向上と株主還元の充実を目的に、株式分割(2018年4月)や株主優待制度の拡充(2019年3月期から)などを行ってきた。これらの施策の結果もあり、株主数は3,795人(2019年9月末)と3年半前(2016年3月末)の899人から4.2倍に拡大し、流動性が向上した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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