ゲームストップが大幅安 ハードウェア販売が45%減収=米国株個別

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/12/12 00:12
 ゲームソフト販売のゲームストップが大幅安。8-10月期決算を発表しており、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、1株利益も予想外の赤字となった。ハードウェアの販売が45%の減収となり圧迫。ゲーム利用者は無料オンラインゲームへの傾斜を強める中、同社は売り上げ維持に苦戦している。

 シャーマンCEOは声明で、「現世代のゲーム機はライフサイクルの終焉に達しており、消費者は新しいハードウェアのリリースを見込んで支出を抑えている。そのため、前例のないハードウェアの販売減が見られた」と説明。また、「来年終盤に革新的なゲーム機が導入される予定だが、この傾向は2020年の第4四半期まで続くと予想している」とも語った。

(8-10月・第3四半期)
・既存店売上高:-23.2%(予想:-14.6%)
・1株利益(調整後):-0.49ドル(予想:0.13ドル)
・売上高:14.4億ドル(予想:16.2億ドル)
  ハードウェア:-45.8%
  ソフトウェア:-32.6%
  ネット販売:3700万ドル
・粗利益率(調整後):30.7%(予想:30.1%)

(通期見通し)
・既存店売上高:10%台後半の減収
・1株利益(調整後):0.10~0.20ドル(従来:1.15~1.30ドル)(予想:1.18ドル)
・設備投資:8000~8500万ドル(従来:9000~9500万ドル)

(NY時間09:57)
ゲームストップ 5.49(-1.03 -15.75%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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