【売り】キヤノン(7751)過熱感が漂う=フェアトレード西村剛

著者:西村剛
投稿:2019/12/11 22:50

■注目銘柄:【売り】キヤノン(7751)

■注目理由
10月28日に決算を発表。デジカメ市場の需要減少が進んでいることや、プリンターの世界景気の減速から販売が厳しくなっており、今期業績予想を下方修正している。これを受け同社株は窓を開けて急落したが、直近は堅調な推移が続いている。

■テクニカル分析
12月11日は前日比0.07%プラスの3061円で引けた。直近の上昇でRSI(9日)が71.2%と過熱感のある水準となっており、この水準での買いは控えたいと判断した。

■事業概要
カメラ、事務機器大手。時価総額約4兆円。PER約23倍 PBR約1倍

■足もとの業績
直近発表の2019年12月期第3四半期決算では、売上高2兆6398億30百万円(前年同期比-8.8%)、営業利益1219億98百万円(同-49.9%)、純利益923億49百万円(同-49%)となっている。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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