東京製鉄は朝安後、横ばい圏で推移、国内大手証券は「2」へ引き下げ
東京製鐵<5423.T>は朝安後に値を戻し、横ばい圏で推移している。SMBC日興証券は11月29日、同社株の投資評価を「1」から「2」へ引き下げた。目標株価は1160円から950円に見直した。同社は10月に自社株買いを発表するなど積極的な株主還元を行っており、同証券では、この点に関しては好印象とみている。20年3月期の会社計画は一段の上振れの可能性があるとも予想している。もっとも、足もとのスプレッドは実質的に過去最高値圏にあるが、経常利益の水準は2000年代前半におよばない見通し。内需の落ち込みと世界的な競争激化で販売数量が低迷しているうえに、電力料金、物流費、資材などの値上がりで業績が圧迫されていることを懸念している。
出所:MINKABU PRESS
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