◆“期待感”はさらに高まる - 米中合意
※ご注意:予想期間は11月27日と表示されていますが、本日(11月26日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
『米中は第1段階合意に非常に近い(環球時報)』
期待感がさらに高まった昨日は、“リスク選好姿勢”が先行しました。
NYダウを含めた米主要株価指数が軒並み“史上最高値更新”を見せる中、ドル円は“109円ライン”へと上値を伸ばしました。
◆ポイントは「環球時報」…?
「米中協議」に関しては、これまでにも“紆余曲折”を繰り返してきたという経緯があります。
このため“疑心暗鬼”にならざるを得ず、“ことの成り行き(継続性)”を確認する必要があると見るのが自然です。
ただ昨日報じたのは“中国共産党の機関紙”的な意味合いを持つ「環球時報」です。
単なる「観測記事ではない(信憑性が高い)」、少なくとも「中国側はそう考えている(合意の意向を示している)」と見るのが自然でもあります。
◆“上目線”が増えてきたのは、少し気になるが…?
“200日移動平均線(本日は108.939円)”へと上伸したことで、次なるターゲット(上値メド)は“大台(109.000円)”、そして“11/18高値(109.070円)”と見られます。
ドル売りオーダーが溜まりやすいと見られる状況下、突破できれば“ストップロス”を絡めつつ、“11/7高値(109.485円)”が期待できる…?
ただ、できなければ“目先の頭打ち”が意識され始める…?
“上目線”が増えてきたのは少し気になりますが、“分水嶺突破”を期待しながら、“ことの成り行き(継続性)”を確認したいところです。
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:109.485(11/7-8高値、+2σ、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:109.291(11/12高値)
上値3:109.148(11/13高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:109.070(11/18高値、+1σ、ピボット1stレジスタンス)
上値1:109.000(大台、11/25高値、50週移動平均線)
前営業日終値:108.913(200日移動平均線、大台)
下値1:108.764(20日移動平均線)
下値2:108.652(日足・一目均衡表基準線/転換線、ピボット1stサポート)
下値3:108.579(11/25安値)
下値4:108.476(11/22安値、月足・一目均衡表転換線、-1σ、ピボット2ndサポート)
下値5:108.277(11/21安値、50日移動平均線、ピボットローブレイクアウト)