カドカワが20年3月期の営業利益及び配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/14 16:29
カドカワが20年3月期の営業利益及び配当予想を上方修正  KADOKAWA<9468.T>がこの日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を54億円から100億円(前期比3.7倍)へ、純利益を38億円から95億円(前期40億8500万円の赤字)へ上方修正した。

 映像・ゲーム事業とその他事業において、想定していなかった子会社売却を行ったことで売上高は2170億円から2070億円(同0.8%減)へ下方修正したが、出版事業が引き続き好調に推移していることが利益を押し上げる。また、前期から行ってきたドワンゴの構造改革が想定よりも早く進み、Webサービス事業の収益が大きく改善することも寄与する。

 同時に、業績予想の修正に伴い、従来20円を予定していた期末一括配当を10円増額して30円にすると発表した。前期実績に対しては10円の増配になる予定だ。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1004億3900万円(前年同期比1.7%減)、営業利益63億8900万円(同2.2倍)、純利益62億200万円(同2.9倍)だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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