外為サマリー:一時108円60銭台に下落、軟調な中国経済指標に警戒感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/14 15:41
外為サマリー:一時108円60銭台に下落、軟調な中国経済指標に警戒感  14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=108円73銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=119円59銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前10時40分過ぎに一時108円86銭まで上昇したが、その後、午後1時過ぎに108円62銭まで下落した。午前11時に発表された中国の10月鉱工業生産は前年同月比4.7%増と市場予想(5.4%増)を下回った。小売売上高も予想には達しなかった。この軟調な中国経済指標に警戒感が高まり、ドルは売り先行となった。ただ、今晩のニューヨーク市場の動向を確かめたいとの意向は強く、午後にかけて様子見姿勢が強まった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0998ドル前後と同0.0007ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。



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