【売り】パナソニック(6752)いまだ過熱感が漂う=フェアトレード西村剛

著者:西村剛
投稿:2019/11/13 08:58

■注目銘柄:【売り】パナソニック(6752)

■注目理由
10月31日に第2四半期決算を発表。中国での景気減速などの影響から車載関連やテレビなどの販売が伸び悩み、減収減益となっている。一方で住宅関連が堅調に推移したことなどから市場予想を上回って着地しており、これを受け同社株は11月1日は前日比+6.97%と大幅に上昇した。

■テクニカル分析
決算発表以降同社株には資金流入が継続。直近も高値圏での調整が続いている。また、11月12日は前日比+0.10%の1021円で引けたが、直近の上昇でRSI(9日)が93.4%と過熱感が強くなっており、利益確定の局面だと判断した。

■事業概要
大手家電メーカー。時価総額約2兆4000億円。PER約12倍 PBR約1倍

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第2四半期決算では、売上高3兆8444億24百万円(前年同期比-4.1%)、営業利益1402億92百万円(同-28.1%)、純利益1009億19百万円(同-11.2%)となっている。

西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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