ヤクルト、今期経常を3％下方修正

　ヤクルト本社 <2267> が11月12日後場(14:20)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.7％増の303億円となった。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の595億円→580億円(前期は571億円)に2.5％下方修正し、増益率が4.2％増→1.5％増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の365億円→390億円(前期は349億円)に6.8％上方修正し、増益率が4.5％増→11.6％増に拡大し、従来の7期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.3％増の276億円とほぼ横ばいの計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比1.6％減の165億円となったが、売上営業利益率は前年同期の12.9％→13.0％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース