株価はまだ上がる?(11/11版)

著者:藤村哲也
投稿:2019/11/08 23:23

株の成果を上げるには?

追記分

ニューヨークダウは6ドル高の27681ドルと引き続き堅調、日経平均先物も70円高の23470円と堅調。引き続き11/11も銘柄格差が広がる展開となりそうです。
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11/8の日経平均は終日23550円で高く始まりましたが引けは61円高の23391円。売り物に押される展開でした。

日経平均は23000円台に乗せてからもしっかりした展開が続いています。

トヨタやソフトバンクなど注目企業の決算も通過して、直近の景気動向も徐々に織り込んで来ています。

11月11日も引き続き、個別銘柄物色の流れとなりそうです。

ところで、株の運用の成果を決めていくことは何でしょう?

銘柄選びでしょうか?

しかし、銘柄を選んでも株は購入後、その日から、それぞれ全部違う値動きとなって資産が増減していきます。

動きに応じてどう対応していったかによって、株は成果が決まっていきます。

例えば、

すぐに10%上がったが、その後下がり始め半分になった

→すぐに売るサポートが必要です。ここで売れないと大きな損を抱えます。仕手株に多く、出来ればこうゆう銘柄は最初の選択段階で出来るだけ排除することが重要です。最初から買わないことです。
こうゆう株で含み損を抱えている方はやり方を変えてみることをお薦めします。

じわじわ5%下げてしまい、その後暴落

→即刻売るサポートの必要があります。こちらも可能な限り、最初から買わないことですが、買ってもすぐに売れば傷は浅く済みます。

じわじわ10%まで下げてきたが、その内、大きく上昇、その後は軌道に乗り2倍まで上昇を続ける

→追加で買い推奨したり、売らないで保有を続けていくサポートが必要です。

こうゆう銘柄は一時的には下げますが、そここそ絶好の買い場となり、こうゆう買い推奨は成功です。

勢いよく上昇し20パーセント上昇したが、その後は半分に

→上昇時に利益を確定するサポートが必要。こうゆう銘柄は途中で腰折れし、買い推奨時には予見できないような変化が起こり、途中で売り推奨をする必要がある場合です。企業自体、毎日色んなことで動いていますので、こうゆうことはよく起こることです。良い変化も悪い変化もしていくのが企業だから起こることです。

ほとんど上昇もせず下降もしない膠着状態が続きその間、他の銘柄が大きく上昇

→他の銘柄に銘柄入れ替えするサポートが必要です。やはり、待つのにも限度があります。厳選に厳選を重ねても買い推奨の時期が早すぎたり、想定通りの変化が起こらず、膠着する銘柄も出てきても、放置しないことが大切です。こうゆうケースは早期に結果を出すために、銘柄入れ替えが重要なサポートになります。スイッチを切り替えれば、あっという間に変わっていけるからです。

購入後上昇を続けて3倍までほぼ一貫して上昇

→売らないで保有を続けるサポートが必要です。このケースばかりなら、放置が正解です。株は簡単で買い推奨銘柄だけを見ていけば良いですが、上述のように色んなケースが起こります。何故なら、買い推奨時には予見できないような変化が起こっていくからです。

などなど購入後の動きに応じたサポートこそ最も必要です。

何故なら、買ったその日から、一つとして同じ動きになることはないのが株ですから、購入後の売買こそ、パフォーマンスに大きな影響を与えていくのです。

藤村哲也
ライジングブル投資顧問代表
配信元: 達人の予想